赤いアウトソールに、美しいフォルムのハイヒール。
女性の美しさを象徴するように、クリスチャンルブタンのパンプスは、見ているだけでうっとりするたたずまいです。
多くの女性の憧れである、クリスチャンルブタンの靴。
しかし残念ながら、ルブタンは日本人の足型に合わないところも多々あります。
クリスチャンルブタンの靴が合う足型・合わない足型についてご紹介します!
クリスチャンルブタンってこんな靴
クリスチャンルブタンは、フランスのデザイナー・クリスチャンルブタンが1991年に立ち上げた、女性向けの靴のブランドです。
近年ではメンズの靴、コスメ、バッグ、財布なども多く手がけています。
クリスチャンルブタンの特徴は、真っ赤なアウトソールとハイヒール。
後ろ姿も美しいルブタンのヒールは、多くの女性の憧れでもあります。
クリスチャンルブタンのヒールが合う・合わない足型は?
多くの女性の憧れでもあるクリスチャンルブタンの靴ですが、木型が非常に細いというのも特徴です。
クリスチャンルブタンの木型の特徴
- 幅が細く、厚みが薄い(足囲はBかCくらい)
- かかとが細い
- 足長(つま先)が短い

クリスチャンルブタンのヒールが合う足型
ルブタンのヒールが合う足型はこちらです。
- 足囲がBやCで細い足
- 外反母趾や内反小趾がない
- かかとが細い
- 指の長さは普通
幅が細く、厚みが薄い足囲がBかCの足型の人で、かかとが細い人はルブタンに向いている足型です。
足囲が細くてほかに合う靴がない方や、かかとが細くていつも脱げてしまう人にはルブタンは合う靴と言えます。
ただしヒールが細いので、ハイヒールにも慣れている方でないと歩くのが大変なことも。



クリスチャンルブタンのヒールが合わない足型
ルブタンのヒールが合わない足型はこちら。
- 足囲がD以上の幅広の足
- 外反母趾・内反小趾がある
- かかとが大きめ
クリスチャンルブタンは骨ばっていて、足囲が細い欧米人向きの靴。
もともと幅広甲高な日本人の木型には、難しいことが多いのです。



痛みが出たり、悪化する恐れがあるので無理に履くことはしないほうがいいです。
そしてルブタンは歩くための靴ではないので、足型が合わない人にとってはかなり負担がかかる恐れがあります。
合わない靴を無理に履くと起こる足や身体へのトラブル
ご自身の足型に合わない靴を無理に履くと、足や身体に負担がかかります。
トラブルとして起こりやすいのが開帳足、外反母趾、内反小趾、ハンマートゥ、タコ、ウオノメ。
他にも頭痛、吐き気、腰痛、膝痛、かかとの痛みなど身体的トラブルも起こりやすくなります。



これは冗談ではなく、年齢を重ねるとともに足は変化していきます。
女性は40代で足が変わると言われ、今まで履けていた靴が全く履けなくなってしまうんです。
また外反母趾や内反小趾が悪化すると、治療が必要なほど痛みが出てきたり、場合によっては手術をすることもあります。



今後大好きなハイヒールが履けなくなるリスクもあるので、出来ればご自身の足に合った靴を履いていただいたほうが、好きなものを諦めなくて済みます。
それでもクリスチャンルブタンが履きたい!人へ
それでもクリスチャンルブタンの靴が履きたい場合、ハイヒールよりもサンダルやスニーカーのほうがリスクは軽減出来ます。




サンダルはパンプスに比べて足を支える面積が少ないですが、ウェッジソールだと足裏全体を支えてくれるため、パンプスよりも負荷を軽減出来ます。



【まとめ】クリスチャンルブタンのヒールは合う合わない足型が分かれる。無理に履かないことで今後の靴選びを左右する
美しいフォルムで真っ赤なソールのクリスチャンルブタンは、多くの女性の憧れでもあります。
ただし木型が特徴的なため、日本人でも合う足型・合わない足型がはっきり分かれます。
木型が細く、他のブランドの靴でも合う靴が見つからない人にとってはすごくいいブランドです。
反対に合わない足型にとっては、無理に履き続けてしまうことで、今後のハイヒールが履けない足になってしまう恐れもあります。
細いけれどルブタンほど劇細ではない靴のブランドはいっぱいあります。
マノロブラニク、ジミーチュウ、セルジオロッシ、ジュゼッペザノッティ、セリーヌ、ヴァレンティノなどなど、いい靴のブランドはたくさんあります。


