こんにちは、ゆうな(@yuunacinderella)です。
パンプスを長く履いていると、かかとがパカパカしてきてしまうこと、ありませんか?
どうしても靴は消耗品なので、履く頻度が多いと靴もダメージが出てきてしまいます。
かかとがパカパカしてきてしまう場合、対象法はあるのでしょうか?
今回はパカパカしてきたらどうすればいいのかご紹介します!
なぜパンプスのかかとがパカパカするの?
お気に入りでよく履くパンプス、また買ってから何年も履いているパンプスを履いていると、かかとが脱げてしまうことを経験したことがある人は多いはず。
しかもこれって突然脱げるようになるというよりは、だんだんパカッと脱げてしまったり、ゆるく感じてきていませんか?
なぜかかとがパカパカ脱げるようになってしまうのでしょうか?
それは、かかとを包み込む靴のかかとの芯が開いてきてしまうからです。
靴のかかとは、足のかかとを支えるために硬い芯が入っています。
新品の靴は履き口が締まっていて、キュッと足のかかとを支えてくれる構造になっています。
それにより靴が足のかかとをしっかり包み込んで支えてくれるので、靴と足が一体化し、歩いていても靴が脱げることはありません。
しかし靴は上から履くものなので、何度も何度もこの動作をやっているうちに、だんだんかかとの芯が開いてきてしまいます。
そうすると足のかかとを支えることが出来ず、歩いていると靴がパカパカ脱げそうになってしまうのです。
これはヒールの靴は傾斜があるので前滑りしやすいため、かかとで止める必要があるため硬い芯をいれています。
逆にローヒールやフラットシューズは傾斜もなく、足が前滑りしにくいのでかかとに芯を入れていないです。
かかとの芯を元に戻す方法
一度開いてしまったかかとの芯が元に戻るといいですよね。
一度開いてしまったかかとの芯を戻す方法はないんですが、応急処置として取る方法はあります。
かかとの芯を手でぎゅっと締めると、少し開いた芯を戻すことは出来ます。
ただしこれは一時的なので、締めたあとにまた履き続けると、だんだん開いてきてしまいます。
もともと硬い芯が入っている場合は割と効果がありますが、もともとが柔らかい芯だとすぐ元に戻ってしまい、あまり効果がありませんのでご注意ください。
締める手順
指で指している辺りがかかとの芯が入っているところ。
ここを両手で外側からぎゅっと締めます。
形を整え、履き口のところも開いてしまった芯を絞ります。
中敷で対処する
かかとの芯を締めただけではあまり変わらないので、中敷を入れて対処します。
かかとの芯が開いてしまっているくらい履き込んでいる靴は、幅のところも革が馴染んでいると考えられるので、靴の中で足が前滑りしていることが多いです。
そのため前足部に中敷を入れ、足を靴の中の正しい位置に戻してあげます。
入れるのは半敷にしましょう。
パンプスに全敷を入れると、かえって脱げやすくなるので気をつけてください!
全敷?半敷?となったらこちらの記事をご参照ください!
半敷とかかとパットのダブル使い
半敷を入れてもまだパカパカするようなら、それにプラスしてかかとパットを入れます。
半敷を入れたことにより、前滑りしていた足が正しい位置に収まります。
かかとがハマるので、靴のかかとの内側にかかとパットを入れましょう。
後付けストラップで対処する
それでもパカパカする場合は、後付け出来るストラップを付ける方法もあります。
透明なものが多いので、付けていても靴のデザインを損なうことなく、足を支えることが出来ます。
ストラップを付けると足と靴が一体化するので、かかとがパカパカ脱げることを防いでくれますよ。
それでも対処出来なかったら…
かかとを絞っても、中敷を入れても、ストラップを付けてもかかとがパカパカする場合は、残念ながら靴の寿命かもしれません。
靴は消耗品なので、永遠に同じ形をキープすることはまず出来ません。
特に紳士靴に比べて婦人靴は柔らかい革を使っています。
革が柔らかいと革自体の耐久性は甘いので、その分傷みは早くなってしまうんです。
またパンプスは面積が少ないので、足を支える箇所が少なく、その部分により圧がかかります。
それもまた、傷みを早めてしまう原因なのです。
SESTO Begin at Kobe!やミンキーミー、丸井(マルイ)のパンプスはかかとが細いのでおすすめですよ!
他にはこまめにお手入れをすることで、靴の持ちを良くすることが出来ます。
革製品ならクリーナーで汚れを落としてクリームで保湿をします。
スウェードやヌバックはブラシでブラッシングをし、スエードなどに栄養剤を入れられる防水スプレーをかけるだけでも、毛がふっくらして長持ちしますよ!
【まとめ】かかとがパカパカする場合はまずかかとの芯を締めよう!
一時的な応急処置にはなりますが、まずはかかとの芯を手でぎゅっと締めてください。
その後に中敷入れたり、ストラップを付けるなどで様子を見てください。
かかとの芯が開いてしまった場合は長くキープするのは難しく、靴の寿命である可能性が高いです。
その際はその靴が履きやすく、お気に入りだった証拠。
感謝の気持ちで、次の靴を探してみてくださいね。