子供の足がかかとが傾く「外反足」になっていた。靴選びで変えたこと

子供 足 かかと 外反足

前から気になっていた心配事があります。

それは4歳の息子の左右のかかとが内側に傾いていること。

裸足になったときに後ろから見ると、かかとがまっすぐではなく内側に傾いているんです。

ゆうな

左足は前より良くなりましたが、右足はしっかり傾いたまま。

気づいたのは数年前からなんですが、正直どこで相談すればいいか分からず。

転びやすいということはなく、普段生活している分には問題ないので、そのままにしていました。

そんな時、仕事で子供靴専門だった方と知り合う機会があり、子供の足のことを相談してみました。

ゆうな

その方に教えていただいたことがあるので、ご紹介しますね!

子供の足のかかとが傾いている理由は「外反足」

4歳の息子の足のかかとの傾き加減はこの状態です。

ゆうな

けっこうしっかり内側に傾いているんです…

なんでかかとが傾いてしまうのか、その子供靴専門の方に伺ってみたところ、教えていただいたことは「外反足」になっているということ。

ゆうな

外反足ってなに?

外反足(がいはんそく)とは?

外反足(がいはんそく)とは、息子のかかとのように、かかとの骨がまっすぐではなく内側に倒れこんでしまうことを言います。

5歳くらいまでの子供に多く見られ、この変形のまま成長すると「外反母趾」や「扁平足」、「開帳足」になってしまうと言われている足のトラブルです。

ゆうな

外反母趾や開帳足は多くの大人、特に女性が悩んでいる足の3大トラブルです。

私自身、恥ずかしながら外反足という言葉を初めて聞きました。

外反足をそのまま放っておくと大人のトラブルで多い開帳足、外反母趾、扁平足になってしまうなんて…驚きです。

ちなみに、現代の子供でも、外反母趾などの大人と同様の脚のトラブルが増加しており、問題になっているんです。

子供 足 外反母趾現代の子供の足に外反母趾などのトラブルが増加中。足の成長を妨げないために出来ること

外反足の原因で考えられること

外反足の原因で考えられることで、こちらのサイトで分かりやすく掲載されていました。

参考 知っておきたい!子どもに多い足の「トラブル」朔 哲洋先生mamamo足元プロジェクト 足育講座
外反足が多く見られる子供
  • 靭帯が先天的に弱い子
  • 体重が多い子
  • 足が小さい子
  • 歩きだしが早い子
  • 家の中がフローリング

これらの子供たちは、立つこと、歩くことがとても負担がかかるそうです。

ゆうな

うちの子、立つのも歩くのが早かった!

うちの息子は生後6ヶ月でつかまり立ちをしだし、10ヶ月になった途端歩き出しました。

ハイハイよりも先につかまり立ちを始めたし、歩くのも早かったので靭帯の成長よりも先に足に負担がかかっていたのかもしれない、と思いました。

生まれたのも2500g台だったので、足も小さかったのかもしれません。

また家の中がフローリングというのも、硬い床で生活していると、かかとの骨とその前にある舟状骨を結んでいる靭帯が伸びやすくなり、かかとの骨が内側に倒れてしまうそうです。

足育講座によると、数ヶ月から1年という短い期間で健康だった足が外反足になってしまうこともあるんです。

【年齢別】子供の外反足を防ぐために出来ること

まだ歩き出していない赤ちゃんや、うちの子のようにすでに外反足になってしまっている子供の靴選びはどうすればいいのでしょうか。

ゆうな

私が子供靴の専門だった知人に勧められたのは、ハイカットスニーカーです。

子供の足のかかとは柔らかいので、支えがないと傾きやすいです。

足育講座でも、5歳まではかかとの倒れ込みを防ぐためにくるぶしの上に来るまでのハイカットを勧めておられます。

歩き始めの赤ちゃんはファーストシューズ、セカンドシューズ選びが重要

歩き始めの赤ちゃんは、外で履く用のファーストシューズ、その次のセカンドシューズ選びが重要になっていきます。

ファーストシューズだけでなく、セカンドシューズ選びもとても大事です。

セカンドシューズの次はかかと周りがサポート出来る靴を履かせよう

セカンドシューズが終わり、自分の足でしっかりした歩行ができるようになったら次はかかと周りがしっかりサポート出来る靴を履かせましょう。

  • かかとの傾きを支えられるハイカット
  • かかとの芯がやや硬めなもの
  • 甲を支えられるもの

かかとの傾きを支えてあげられる、ハイカットシューズですね。

ゆうな

私が勧められたのは、アシックスのハイカットシューズです。

ハイカットのものは足全体を覆ってくれるので、かかとの傾きを防いでくれますし、靴の中で足が前滑りすることも防ぐことが出来ます。

子供 足 外反母趾現代の子供の足に外反母趾などのトラブルが増加中。足の成長を妨げないために出来ること

ただしハイカットのスニーカーなら全てが良いわけでなく、かかとの芯が硬めなのも大事です。

かかとの芯を手で覆って触ってみると、柔らかいものはペコペコっとへこみますが、なるべくへこまないものを選んでください。

ゆうな

甲がぴったりしていることも重要です。ヒモやマジックテープがあるものを選びましょう。

出来るだけ脱ぎ履きのときにヒモを緩めたり、マジックテープを外してくださいね。

面倒ですが、その都度ヒモやマジックテープを留めて甲を固定することが大事なんです。

ゆうな

大人も同様です。ヒモやマジックテープを緩めないまま脱ぎ履きはしない方がいいんです。

子供が外反足だと分かってから私が選んだ靴

子供のかかとが傾いている原因が外反足だと分かってから、サイズアウトしそうなこともあり、子供の新しい靴を買いに行きました。

しかしアシックスのハイカットシューズを売っているお店がなかなかなかったんです。

ゆうな

ベビーシューズならハイカットのものがあるんですけど、キッズではなかったんですよね…

そこでアシックスのかかとの芯がどれくらい硬いのか触ってみると、びっくり!

かなりしっかり硬くて、押してもへこまないくらいでした。

今までなるべくかかとが硬めのものを選んできてはいましたが、ここまでしっかり硬いのは最近履かせていなかったと反省…

アシックスのハイカットはなかったので、同じくらい硬かったリーボックのローカットスニーカーを選ぶことにしました。

ローカットでも甲の上あたりにマジックテープがあり、しっかり足を支えられるのでそちらにしました。

まだ履き始めたばかりなので効果が出ているかは分かりませんが、前の靴よりも支えになってくれているといいのですが…

引き続きアシックスのハイカットを試着してみようと考えています。

以上、ゆうな(@yuunacinderella)でした。