保育園や幼稚園、小学校で必要になる子供の上履き。
子供の足ってすぐ大きくなるからワンサイズ大きめの上履きを買ってみたら…
サイズが大きすぎて履けなかったー!っていうことあるあるですよね…。
子供の上履きって0.5cmきざみでなく、1cmきざみのものばかりなので、1つサイズを下げることもできない…。
この記事では、婦人靴販売9年の靴のプロゆうなが、子供の上履きが大きすぎたときの対処法をお伝えします!
子供の上履きが大きすぎた場合には中敷を入れる
子供の上履きが大きすぎた場合の対処法は、中敷を入れることです。
中敷を入れることで、靴が大きすぎて靴に中で足が前へ滑ってしまうことを防げます。
中敷を入れて高さを出すことで足が正しい位置におさまり、甲のベルトで足を押さえてくれる役割があります。
ただし中敷の種類もいろいろあるので、パターン別に紹介しますね!
上履きが大きすぎた場合、どの中敷がいい?パターン別で紹介
指1本分入るくらいの大きさ
上履きを履いたとき、かかとの空きが指1本分入る場合はフラットなタイプの中敷で充分です。
だいたい1cmくらいの厚みの中敷のもの。
イオンやヨーカドーなどで売っている上履きって、つま先の辺りが細くなっているタイプが多いです。
もし中敷を入れてサイズがちょうど良くてもつま先がきつい場合は、中敷の親指と小指の端を上履きの形のそって少し切るとちょうど良くなりますよ!
かなりぶかぶかな場合
サイズがかなりぶかぶかの場合、フラットなタイプよりも部分的に厚みがあるものでもいいです。
上履きがかなりぶかぶかな場合、サイズと言われる足長(縦の長さ)も甲の厚みも足りていないことが考えられます。
なので上履きの中で高さを出してあげて、甲のベルトでフィットされてあげれば大丈夫。
今紹介した画像2つは、土踏まずが盛り上がっているタイプなので厚みを出すことができます。
土踏まずが盛り上がっているタイプだと、扁平足気味の子供は足の負担を減らすこともできますよ!
ただ、子供の成長期には正しいサイズ選びがとても重要になるので、出来るだけ大きすぎないサイズ感を選んであげてください。
フラットタイプの中敷を1枚入れればかかとがパカパカしない、くらいのサイズ感がいいですね!
上履きが大きすぎたときこれは絶対入れないで!
よくつま先に入れるクッションや、ティッシュを入れる…というWEBサイトを見かけるのですが、おすすめしません!
たしかに上履きは脱げにくくなるのですが、大きい靴を履いているだけで、歩いているときに靴の中で足がどんどん前へ滑ってしまいます。
そんな中つま先にこのクッションが入っていたら、歩いているときの衝撃で、指先がこのクッションに何度もぶつかってしまい、指が変形してしまったり、外反母趾の原因になりやすいです!
体重をたった2本の足で支えている分、足はトラブルを起こしやすいんです。
しかも大きい靴につま先クッションを入れただけでは、ぶかぶかするのはまず解消されません。
根本が間違っているので…。
まずは中敷で調整することをしてくださいね。
中敷を入れるのは問題ない。でもできれば子どもの足に合った上履きを
上履きが大きくてパカパカする、脱げないように足に力を入れて歩く…というのはなるべく避けてほしいところ。
その場合はそのまま履かせるのではなく、中敷を入れて調整をするのが大事です。
ただ何でもかんでも中敷を入れればOK!ではなく、もしかしたらその上履きの形が子どもの足に合っていないのかも…という疑問を持つことも大事なんです。
かかとの大きさが合っていないとか、つま先の形が合っていないということですね。
かかとの大きさが合っていないかも
かかとの大きさが合っていないというのは、子どもの足のかかとが小さい可能性があること。
現代女性はかかとが小さい人が多いので、子どもも男女問わずかかとが小さくなっていることは考えられます。
かかとが小さいので、上履きのかかとが大きくてパカパカ脱げている可能性があるんですよね。
つま先の形が合っていないかも
つま先の形が合っていないというのは、子どもの足は成長過程で幅広な場合が多いです。
でも市販の上履きのつま先って先が少し細くなっているタイプが多く、幅広な子にとってはきついし痛くなってしまうんですよね…。
かかとが小さくで幅広の子におすすめなのは、ムーンスターです!
ムーンスターは本当に良いです…ムーンスターが良すぎて、うちの息子は上履きも普段遣いのスニーカーもムーンスターを常に履いているほど。笑
特にムーンスターの上履きの記事では、他の上履きとの比較写真もあります。
上履き自体の形の違いもわかると思うので、よかったら見てみてください〜!