パンプスや革靴、スニーカーを履くときに必要な靴のグッズであるインソール(中敷)。
オーダーでも自分の足に100%フィットする靴はまずないので、インソールって靴を履く上で必要不可欠なアイテムです。
私は大手ケア用品のコロンブスのインソールを愛してやまないのですが、100均のインソール売り場を見て驚きました。
ダイソー・セリア・キャンドゥの100均で売っているインソールって、驚くぐらい種類が豊富なんですよね…!
透明のつま先に入れるタイプ、扁平足の人やハイアーチの人が使う土踏まずに入れるタイプ、前すべり防止に入れるタイプ、サイズ調整のために使うタイプなどさまざま。
ただよく見ていると、パンプスやサンダルによく使うハーフインソールはけっこう分厚いものが多くてあまりおすすめできないものも中にはあります。

ダイソー・セリア・キャンドゥで見つけたパンプスやサンダル用の、透明なインソールを買って比較してみました。
パンプスやサンダルに使うのに一番おすすめな100均インソールをご紹介します。
ダイソー・セリア・キャンドゥのパンプス用インソールの特徴


ダイソー・セリア・キャンドゥで取り扱っている、透明なハーフインソールのそれぞれの特徴をご紹介します。
100均インソール①:ダイソー


まずはダイソーの「つま先用ジェルパッド」です。





- 粘着タイプ
- 洗えば繰り返し使える
- 突起がある
- 厚さは2mm、突起を含めると4mm
特徴としては、真ん中に突起があること。
この突起はかなりポイントが高いんです。
というのも、現代女性の多くは開帳足と呼ばれる足のトラブルを抱えています。
開帳足は横アーチがゆるむことにより、足幅がペタッと床についてしまいます。



開帳足になったことにより、「足幅が広い」と思っている女性が本当に多く、間違った靴選びにつながっているのです。


そしてこのダイソーのインソールにある突起があることで、ゆるんでしまった横アーチをしたから持ち上げる役割をしてくれます。



ただしダイソーの「つま先用ジェルパッド」は、厚いのが残念なポイント。
厚みを測ると2mm、突起を含めると4mmもあり、かなり厚いインソールです。
サイズが合っている靴には、ストッキングやタイツの滑りを含めても0.6mm〜1mmのインソールで十分。
最初から2mm以上の厚さがあるインソールを入れるのは、靴自体が足に合っていない証拠です。





判定… △
理由…突起はポイントが高いものの、2mm~4mmは厚すぎる。革がなじんでしまった靴に入れるならいいかも。
100均インソール②:セリア


セリアのパンプス用インソールも口コミで人気がありました。
お店にあったのは、「つま先すべり止めシート」。
セリアのインソールも、ダイソー同様に突起があります。


- インソール自体は粘着がなしで付属品にシールがついている
- 洗えば繰り返し使える
- 突起がある
- 厚さは1mm



そしてさらに良かった点は、インソールが1mmと薄めなこと。
パンプスをストッキングやタイツで履くと、どんなにサイズが合っていても、靴の中で滑ってしまうので、滑り止めの役割をするインソールが必要です。
サイズが合っている靴は薄めのインソールにしないとキツくて足が痛くなってしまうので、このくらい薄いインソールがいいんです。
そしてダイソーのようにインソールに突起があることで、開帳足気味の現代女性の横アーチを下から持ち上げてくれます。


インソールの突起が指のつけ根の下のくぼみ辺りにくるように靴の中敷に置いてくださいね。



ちなみにインソール自体に粘着性はなく、付属品で靴とインソールを貼り付けるシールがついてきます。
ただこういうインソールは、靴の中敷に貼りつきやすいので、付属のシールを使わなくても使用できますよ。
判定…◎
理由…突起はポイントが高く、1mmなのも滑り止めの役割になる。ただし革がなじんでしまった靴だとゆるく感じる恐れあり。
100均インソール③:キャンドゥ


続いてキャンドゥのインソールです。
お店で透明のインソールを2種類見つけたので、2種類とも購入しました。
まずひとつ目は、キャンドゥの「つま先痛くないジェル」。


- 粘着タイプ
- 洗えば繰り返し使える
- 滑り止め用のザラザラ(凹凸)がある
- 厚さは3mm
滑り止め機能で、凹凸がついている一般的なデザインのインソールです。
粘着タイプなので、裏についている透明のカバーを外せば靴の中敷に貼り付きます。
残念なのは、厚みが3mmもあること。
何度も説明しているのでもう不要だと思いますが、この厚さはサイズがちょうどいい靴の滑り止めには適していません。
長く履いてゆるゆるになってしまった靴にはいいと思うので、需要はあると思いますが、決してちょうどいいサイズの靴の滑り止め用としては使わないほうがいいですね。
判定… ×
理由…3mmは厚すぎる。革がなじんでしまった靴にはいいかも。
100均インソール④:キャンドゥ


キャンドゥの2つ目は「足もと快適!」です。
- 粘着タイプ
- 洗えば繰り返し使える
- 厚さは1mm
インソール自体に粘着性があるので、このまま靴の中敷に置いたら貼りつくタイプです。
こちらは1mmで薄さも問題なし!


特に突起があるわけではないので、インソールの突起が足のくぼみに厚みなどが合わない場合にはこの足もと快適!がいいですね。
判定…◯
理由…1mmで厚さがちょうど良く、ストッキングやタイツで滑ってしまうときに重宝できる。少しなじんできてしまった靴にも大丈夫。
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サイズが合っているパンプス・サンダルに一番おすすめなのはセリアのインソール
100均のインソールの中で、サイズが合っている靴におすすめなのは、セリアの「つま先すべり止めシート」です!


おすすめポイントは1mmと薄く、そして突起があること。
この突起が横アーチに合うと、開帳足の人はかなり楽になります。
厚みが薄いことで、サイズが合っている靴に使うにはぴったりです。
長く履いて大きくなってしまったパンプスには2mm〜の厚めのインソールがいい
反対に、長く履いていて革がなじんで大きくなってしまったパンプスには、2mm以上の厚めのインソールを入れてみて様子を見ます。
今回のダイソーやキャンドゥの厚めのタイプがいいですね。



厚いインソールを入れたことでキツくなってしまったら、サイズがきつい靴を履いているのと同じ状態なので、トラブルにつながりやすくなります。
その場合はインソールは外して、もう少し薄めのものを入れてください。
そして2mm以上の厚めのインソールを入れても靴が脱げてしまったり、大きいようでしたら、靴の木型が合っていない証拠。
長く履いたことで、靴のかかとが広がってしまい、足を支えられていなかったり、残念ながら靴の寿命かもしれません。
無理に大きい靴を履くことも足のトラブルにつながるのでおすすめできません。
100均のハーフインソールは厚みを気をつければ十分使える!
100均のインソールは種類も厚みも豊富なので、使い方を間違えなければ十分使えるアイテムです!
その時に気をつけていただきたいのは、入れたいパンプスやサンダルのサイズ感にあった厚みのインソールを入れること。
サイズがぴったりなのに2mm以上のインソールを入れてしまうと、圧迫感があって足が痛くなってしまうのでおすすめできません。



インソールの入れ方について分からない場合はこちらの記事を読んでみてくださいね。
以上、ゆうな(@yuunacinderella)でした。