こんにちは、ゆうな(@yuunacinderella)です。
合う靴の選び方〜本当に幅広?自分の足を知るだけでも合う靴選びの近道に!で3つの足型を簡単にお伝えしましたが、ここでは3つの足型別に詳しくお話をしたいと思います。
第一弾は少ない足型と言われているけれど、実は結構多い足型の「スクエア型」です。
スクエア型ってどんな足?
足には「ボール部」と呼ばれる、親指と小指のつけ根の辺りにある骨が曲がるところがあります。
ボール部は歩くときに足が曲がるところで、靴も同じところが曲がります。(返りが良いとも言います)
そしてボール部が幅の中で一番広さがあります。
3つの足型のうち2つはボール部がしっかりななめの線で繋がっていますが、スクエア型の場合はこのボール部が斜めではなく「一直線」に繋がっているのです。
丸をつけた部分がスクエア型のボール部です。
ボール部が一直線だと、指の長さもほぼ同じになります。
例えば日本人に多いとされるエジプト型は親指〜小指までの長さが順番に短くなって行きます。
親指が一番長く、小指が一番短いです。
しかしスクエア型は5本とも長さがほぼ変わりません。
中には親指が長く、他の指の長さがほぼ変わらない方もいらっしゃれば、親指〜小指の長さが順番な方もいます。
その場合はボール部の位置で確認してみてください。
スクエア型で多い悩みは、「足の小指が当たって痛い」こと
スクエア型の方で多い靴の悩みといえば、「靴を履いたときに小指が当たって痛い」ことです。
なぜ小指が当たってしまうかと言うと、「履いている靴のボール部と足のボール部が合っていない」からです。
ほとんどの靴のボール部はななめの線になっていますが、スクエア型のボール部は一直線になっているため、収まる位置がズレてしまいます。
この画像では赤い丸部分が靴のボール部。
本来だとこのようにななめにボール部がおさまりますが、スクエア型の場合は親指の付け根が赤い丸部分、小指の付け根が黒い星部分にきます。
靴のボール部は幅の中で一番広さがありますが、スクエア型は小指の付け根が靴の小指の位置よりも前に出てしまうため、狭いところに収まってしまいます。
そのまま靴を履いていると、圧迫されてしまい、小指に痛みが出てしまうのです。
スクエア型に合わない靴は
スクエア型に合わない靴は、今流行りのつま先がとがった「ポインテッドトゥ」。
デザインによりますが、「楕円形(アーモンドトゥ)のトゥライン」も合わないものもあります。
ポインテッドトゥはボール部からつま先にかけて鋭利な角度になっています。
ちょうど細くなるところにスクエア型は小指の付け根が来てしまうので、痛みが出やすくなります。
楕円形のトゥラインはカーブの位置が細くなるところに小指の付け根が来ることがものもあります。
しかしこれらのデザインでも、物によってやブランドによっては付け根の位置が合うものもありますので、靴の裏底を見てボール部の位置を確認してみてください。
スクエア型が足に合うデザインの靴
足と同じスクエア型
画像のように足と同じくトゥラインがスクエア型の靴を選ぶことがオススメです。
私もスクエア型なのですが、このマルイのラクチンパンプスは、トゥラインと指の形が合っている分、ストレスなく指を伸ばせるのですごく履きやすいです!
スクエア型の靴はボール部が一直線となっているため、足の付け根も靴の広いところに収めることが出来ます。
靴のデザインによってはスクエア型でもつま先にかけて細くなっているものもあります。
そういったデザインは痛みが出てしまう恐れもあるので、しっかり試着して歩いてみてくださいね。
ボール部がぷっくりしているラウンドトゥ
特に小指の付け根がぷっくりしているデザインのラウンドトゥを選んでいただくと、小指の付け根が当たりにくくなります。
ボール部がぷっくりしているデザインだと、小指の付け根のところも広さがあるのでスクエア型でも楽に足を収めることが出来ます。
スクエアトゥの可愛くておしゃれな靴を買うなら今!
スクエアトゥは2019年秋冬からよく見かけるようになりました。
今までのスクエアトゥは落ち着いたデザインが多かったので、可愛くておしゃれなデザインを選びたい放題なのはまさに今!
スクエア型が失敗しない靴選びをするには靴底を見て確認すべし
足型に合わないトゥラインの靴をを履いていると足のトラブルにつながりやすくなります。
特にスクエア型の方は「なぜか小指が当たって痛いな…」「何を履いても小指が当たるってしまう」という原因が分からない方が多くいらっしゃいました。
「スクエア型の特徴はこうで…」と説明すると、「そうそうそれ!」「そこで悩んでいたの!」と納得いただけることが多くあったので、小指が当たって痛い、と思っている方の中にはスクエア型の足かもしれません。
靴を選ぶときは「スクエア型」か「ぷっくりしたラウンドトゥ」を選ぶことをオススメしますが、慣れてくると「靴底を見てボール部の位置を確認して合うかどうか分かってくる」こともあります。
ボール部の位置を確認して、「小指の付け根の位置が親指の付け根に一直線、もしくはそれに近い」ようであれば、スクエア型・ぷっくりしたラウンドトゥ以外の靴も履けるものもありますので、必ず靴底のチェックをしてみてください!
ポインテッドトゥはボール部(丸の部分)が斜めになっています。
スクエア型の人が履くと、赤い矢印辺りに小指の付け根がきます。
ちょうどこの辺りから、つま先にかけて細くなっていく部分なんです。
なのでここに小指の付け根がくると、圧迫されるし小指も曲がるしで痛いことずくしです。
ですが、スクエアトゥの靴はポインテッドトゥに比べてボール部の位置がそんなに斜めになっていないのですし、小指が収まるところも細くなっていないので、小指を楽に伸ばすことができるのです。
スクエア型に合うブーツ
スクエア型は小指が痛くなりやすいけれど、足に合う形を見つけやすい!
意外と多いのに知られていない足型のスクエア型。
小指が痛くなりやすい足型ですが、それは指の長さが5本ともほぼ同じだからです。
今流行りのポインテッドトゥやアーモンドトゥを履くと痛くなりやすいので、合う靴が少ないと感じられるかもしれません。
靴底を見てボール部の位置が一直線だったら、スクエア型でも履けるタイプ。
「何を履いても痛い」と諦めずに、ちょっとトゥラインを変えるだけでトラブルなく足に合うものもあります。
スクエア型に合う靴選びについて、こちらの記事でもご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!