こんにちは、ゆうな(@yuunacinderella)です。
女の子の洋服や靴って本当に可愛いものばかりですよね。
自分が子供の頃よりも、今の子供服や子供靴の方が断然可愛いものばかり!

ママとお揃いに出来るものも多いから、娘とお揃いのものを身に付けたい!と思うママも多いはず。
だけど靴だけは、お揃いにするには向いていないデザインもあります。



可愛いだけで、子供にはまだ早いデザインの靴を履かせると、子供の頃から大人顔負けの「足のトラブル」を発症させてしまう危険があるんです!
現代の子供の足はトラブルが多い
現代の子供に外反母趾のトラブルが増えていることはご存知でしょうか?
原因は、足に合っていない靴を履いていたり、お下がりなどでサイズが合っていない靴を履き続けているからだと言われています。


子供の足の骨は完全に形成されるまでに、なんと14年近くかかります。



足は身体や体重を支えるとても大事な部位であり、一生歩ける足にするためには、幼児期に正しく形成させる必要があります。



幼児期に正しい靴選びをする方法
子供だからどんな靴を履いても大丈夫、ということはまずありません。
幼児期の足は骨がまだまだ少ないので、柔らかい足をしています。そのため、足をしっかり支えてあげられる靴が必要になります。
それは足のかかとと甲を包み込んでくれる、適度な硬さがある靴です。



アシックススクスクシリーズやミキハウスの靴のように、子供の足に向けて作られているメーカーはやっぱり安心して履かせることが出来ます。
もしくは子供靴専門のシューフィッター在中しているお店で買うのも、お子さんの足を計測し、お子さんの足に合った靴を提案してくれるのでおすすめです。


成長期の時期にママとお揃いにしないほうがいいデザイン
お子さんが女の子だと、スニーカーよりも可愛い靴を履かせたい!という気持ちになるパパママは多いと思います。



でも先述したように、成長期の大事な時期に大人のようなデザインを履かせてしまうのは、足のトラブルにつながってしまう恐れがあるので心配です。
こちらはあくまでも「長時間の歩行に向かない」靴のデザインです。
「毎日履くには不向きな靴」のものになりますので、長時間歩かないときなどに履くのは問題ないと思います。
バレエシューズ
例えばバレエシューズ。





…のですが、バレエシューズは靴底が薄く、地面の衝撃が足裏に直でかかります。



子供の足は土踏まずなどのアーチがまだ作られていないので、まるで扁平足のようです。
扁平足の方だとお分かりだと思いますが、足裏全体が地面に接するので足が疲れやすいんです。
おまけにかかとの芯は入っておらず、全体的に柔らかいので足を支える作りではないんです。
ぺったんこシューズは大人の靴でもまずかかとの芯を入れないものがほとんどですが、かかとの芯がないとかかとや足を支えられないので脱げやすくなります。
画像リンクのようにストラップなしよりは、ストラップありの方がまだ脱げにくくはなります。


ただしストラップがあっても足裏の衝撃は変わらないので、出来れば長時間の歩行は避けたほうがいいです。
モカシンシューズ


冬にかけて大人気のモカシンシューズは大人でも履きやすく、取り入れやすいアイテムです。



ただこのモカシンシューズも、バレエシューズ同様でかかとの止まりは甘いです。
息子も履けそう!と思い、購入を考えたこともありました。



ただし、下の画像リンクのように中にボアが付いているものは、履き始めは厚みが多少出るので脱げにくいと思います。


履き続けていると中のボアが潰れてくるので、ゆるく感じてくると思いますので、かかとがパカパカ脱げそうになってきたら、長時間の歩行時に履かせるのは避けたほうがいいでしょう。
クロックス
こちらの記事にまとめていますが、子供にクロックスは不向きなのでおすすめ出来ません。
ボアが付いているクロックスは多少内側に厚みがあるので、履き始めは足が止まるとは思います。


ただし履き続けているとボアが潰れてしまうので、ゆるくなってくることも考えられます。



これならお揃いでも大丈夫
バレエシューズやモカシンシューズは、子供の足の成長を考えるとおすすめ出来ませんが、これなら大丈夫!なデザインはもちろんあります。
ブーツ
ムートンブーツの子供版、ボアのブーツはお揃いにしても大丈夫なデザインです。
なぜならブーツはかかとと甲を止めてくれるので、理想である足と靴が一体感が出るので、足の負担を軽減させることが出来ます。


アウトレットシューズの靴は、ママとお揃いに出来るムートンブーツがあるので、おすすめです。
スニーカー
ママとパパとお揃いに出来るスニーカーでおすすめなのはアディダス スタンスミスです。


息子の誕生日プレゼントで買ったスタンスミスがあまりにも良かったのでリピートしようかと考えているくらい、かかと・甲止まりがよく、長く履けています。





やや硬さはあるので、お子さんが痛がっていたら履くのはやめてくださいね。
ストラップ付バレエシューズ
ストラップなしのバレエシューズは長時間の歩行には向かないとお話ししましたが、ストラップが付いているバレエシューズなら、まだ大丈夫と言えます。
ただしかかとが浮くようなら避けた方がいいです。そして長時間の歩行はやっぱりおすすめ出来ないので、毎日は履かないけれど、特別な日用の靴なら良いと思います。
おわりに
今回はちょっと厳しめな内容だったと思います。



せっかく女の子なのに可愛い靴も履かせないほうがいいなんて!というご意見もありそうですが、可愛い「だけ」の子供靴が世の中にあふれているために、現代の子供の足には外反母趾などのトラブルが出てしまっています。
子供の時点で外反母趾があったら、大人に成長したときに悪化してしまい、可愛い靴が履けずにがっかりしてしまうのは子供のほう。
毎回靴選びのときにシューフィッターにお願いして、高い靴を履かせることはしなくて良いと思いますが、「この靴は歩行に不向き」という大人の目は必要だと思います。