新社会人必見!失敗しない疲れにくくて履きやすい靴の選び方

失敗しない パンプス 選び方

こんにちは、ゆうな(@yuunacinderella)です。

新社会人の皆様、おめでとうございます!

学生生活とはガラッと変わる社会人に、ドキドキされている方も多いのではないでしょうか。

もしかしたら既に研修が始まっていて、先輩上司の厳しさを目の当たりにしている方もいるかも?!

新社会人、不安もたくさんありますよね。

今回は精神的にも身体的にも変化が大きい新社会人必須!疲れにくい・履きやすい靴選びの方法をお伝えします!

疲れにくい靴の選び方は?

かかとの止まりがいい靴

社会人になったら毎日スーツを着て出勤の方も多いですよね。

恐らく最初の靴は黒のリクルートパンプスを合わせることが多いでしょう。

就職活動の時に履いていたパンプスを入社後履く場合もあると思いますが、たくさん歩いた靴だと思うので、もしかしたら既にクタクタになっているかもしれません。

それを引き続き履くときは注意!なぜなら、疲れにくい靴はかかとがとっても大事だからです!

靴のかかとが脱げる、ゆるいのは足のかかとが小さいことが原因!

かかとは靴の心臓部分と言われています。

かかとが止まらないと靴の中で足が前へ滑ってしまい、かかとがパカパカと脱げてしまいます。

靴が脱げないように力を入れて歩くために、ふくらはぎの筋が張って疲れたり、つま先が当たって外反母趾の原因になりやすいです。

かかとが脱げないようにフィットするものを選ぶためには、かかとが細い靴を選びましょう。

「かかとが細い」とはどういうものを指すのか、この写真で説明していきますね。

分かりやすくヒールとフラットシューズで例に見ていきます。

左のヒールにかかとの大きさと、右のフラットヒールのかかとの大きさの違いがお分かりでしょうか?

「かかとが細い」というのは、左の画像のようにかかと自体細くなっており、アキレス腱にかけてキュッと履き口がしぼってあることを指します。

また横から見たときに、下の画像の黄色のところまでかかとの芯が入っていたらなおベター!

芯がこのマーカーのところまで入っていることにより、かかとだけでなく横からも足を支えてくれます。

足を支える面が多いと、その分体重の分散することができるため、一箇所に力入れる必要がなく疲れにくくなります。

また「かかとが抜けやすいからベルト付をいつも選ぶ」という方もいると思います。

「でもできればベルト付以外を履きたい」という方もかかとが細いものを選ぶだけで、ベルトがなくてもかかとが抜けにくくなりますよ!

こちらのリンクの ミンキーミーは日本人の足型に合った靴を作っているメーカーです。

ゆうな

リクルートシューズだけでなく、メインはおしゃれなトレンドの靴をプチプラで扱っていてとてもおすすめです!

ミンキーミー!の他にも、かかとが細めのプレーンパンプスを取り扱っているショップはこちら。

セスト パンプス 楽天市場のSESTO Being at Kobe!の靴は日本人向けの木型でプチプラ&すごく可愛い ミンキーミー ヴィヴィアンミンキーミー のヴィヴィアン(Vivian)はかかとが細くて驚くくらい履きやすいプチプラパンプス!【レビュー】 ヨシト YOSHITO パンプス一度履いたらやみつきに…!「合う靴がない!」という現代女性にぜひYOSHITOを勧めたい理由

ヒールの高さ

ヒールの高さはお仕事先の企業・業種によりますが、出来ればあまり高くない方が印象もいいですし、身体にもいいですね。

ゆうな

だいたい5cmまでが「歩きやすい高さ」と言われています。

ただ営業などでたくさん歩く方は、もう少し低い方がおすすめですね。

ヒールの太さ

ヒールの太さは細めより太いほうが身体をしっかり支えてくれますし、長時間歩いていても負担のかかり方が違います。

理想を言えば太ヒールの方が断然おすすめです!

しかし太ヒールはカジュアルな印象があるので、入社したばかりだと向かない恐れがあります。

会社のルールや厳しさなど、入社してから初めて分かることもありますので、次回新調するときにヒールの太さを変えていくのもいいですね。

リーガルだと太すぎず細すぎず、安定感があります。

ヒールの位置

足のかかとの真下にヒールがあると重心が安定し、楽な姿勢で立つことが出来るので疲れにくいです。

また太ヒールはかかとのリフト(ヒールの先についているゴム)自体も太くなり、体重を支える面が大きくなるため安定感が増します。

リフトのサイズによっても疲れにくさが変わってくるので侮れません。

[su_service title=”リフトのゴムがすぐ削れること” icon=”icon: comments-o” icon_color=”#191334″ size=”12″]  [/su_service]

リフトのゴムがすぐに削れてしまって困る、というお声を聞くときがあります。

でも「リフトのゴムはたくさん削れて問題はない!」のです。

そもそもリフトのゴムは、歩いている時、地面からの衝撃を吸収してくれる役割があります。リフトがないとその衝撃が直接腰や膝へと響きます。そのクッションの役割をしてくれるのがリフトのゴムです。

削れてしまって修理が頻繁になってしまうのは困るかもしれませんが、身体のために削れたら直してみてください。

また国内製の靴のリフトのゴムは硬めで、海外製の靴のリフトのゴムは柔らかめなので、海外製の靴のほうが削れやすい点もあります。

中敷のクッション

中敷にクッションが入っているだけで衝撃を緩和してくるため、疲れにくくなります。

土踏まずのアーチクッションを入れるだけでも衝撃が緩和され、疲れにくくなります。

しかし中敷は正しく使用しないと効果が発揮されなかったり、足への負担がかかることもあります。

ゆうな

中敷の使い方はこちらの記事を参考にしてみてください!
中敷の使い方の疑問はこれで解決!中敷の上手な使い方

柔らかすぎる革はかえって疲れる原因に

長時間パンプスを履いて歩いていると、足にだんだん痛みが出てきます。

「かたい素材だと余計痛いしむくみが出たときにつらい!」からと、柔らかい革を選ぶのはかえって足を疲れやすくしてしまいます。

足はたった2本で私たちの体重を支えています。

それなのに靴が柔らかいと、身体を支えることができません。

革はそもそも動物の皮を使用しています。
履いているうちに体重がかかったり、体温で靴の革自体がだんだん柔らかくなってきます。

最初から柔らかい革の靴を履いていると、なじみが出てきたときにさらに靴の革が伸びてしまい、身体をじゅうぶんに支えることができなくなってしまいます。

そうすると歩いているときに靴が脱げそうになり、足に力を入れて歩くことになってしまうので疲れてしまったり、足のトラブルにつながりやすくなります。

ゆうな

柔らかい素材の靴を履くときは、けがをしていたり、外反母趾の症状がひどくて痛みがあり靴が履けないときくらいです。

たくさん歩くときは、柔らかい革素材ではなく硬さのある革を選ぶ必要があります。

もし革が硬くて指などに痛みが出た場合は、「部分的に柔らかくする」ことはOKです。

ストレッチャーを使ったり靴用皮革柔軟剤を布にとって裏側から当ててみてください。

ストレッチャーはやりすぎると全体的に柔らかくなってしまい逆効果になるので気を付けながらやってみてくださいね。

シューキーパー ポイントストレッチャーポイントストレッチャーとシューキーパーの役割と使い分け

靴擦れが起きるときはどうすればいいの?

硬さのある革やかかとの芯が硬めのパンプスを選びましょう!と説明をしましたが、肌が弱かったり、靴擦れを起こしやすい方はどうすればいいのでしょうか。

靴擦れを起こしてしまう原因はいろいろ考えられます。

サイズやかかとの大きさが合っていない

靴のサイズや靴のかかとの大きさとご自身のかかとの大きさが合っていないと、足が靴の中で上下前後に動いてしまいます。

靴擦れは「摩擦」が原因で起こってしまうので、足が動かないようにし、靴と足が一体化する必要があります。

  • かかとの作りが小さいパンプスを選ぶ
  • 滑り止めのクリアジェルシートを貼る

これらが改善策としておすすめです。

かかとの高さ・カーブが合っていない

ゆうな

靴のかかととご自身のかかとの高さ・カーブが合っていないことが考えられます。

一人ひとりかかとの高さやカーブの形状は異なります。かかとの高い人、低い人、カーブのしっかりしている人、緩めの人、と異なります。

靴擦れを起こしやすい場合は、かかとの高さが低め+靴のかかとが高い場合

アキレス腱辺りまで靴のかかとが来てしまうので、歩いているときにぶつかって摩擦が起こってしまい、靴擦れにつながるケースもあります。

そういった場合は、合わない靴は「履かない」ほうがいいです。

なぜなら中敷きなどで対応ができないからです。

靴のかかとの位置が高い場合はかかとの高さを上げるしか方法がないのですが、パンプスにはヒールアップする中敷きは入れないほうがいいす。

パンプスは足を支える面積が少なく、傾斜があるため足が抜けやすくなります。

靴擦れの怖いところは、何度も同じ場所が靴擦れをしていると身体がその部分を守ろうとして、脳から指令を出してその部分に骨を作ってしまうんです。。。

ゆうな

これ、本当の話です。

そうすると身体は守られるかもしれませんが、履ける靴限られてしまいますからね。靴擦れは甘く見ない方がいいですよ!

パンプスでも疲れにくく履きやすい!おすすめブランド

ワコール サクセスウォーク

インナーメーカーのワコールから出ているサクセスウォークは、足囲×サイズ×ヒールの高さ×デザインで82ものバリエーションがあります!

82ってすごい数ですね。多くて選ぶのが難しい…と思われるかもしれませんが、そのくらい既製品の中でも自分の足に合った一足を選ぶのは難しいのです。

ゆうな

逆に言えば82の中から自分に合ったものを選べるチャンスが増えるということ!

サクセスウォークの特徴は、ヒールの位置がかかとの真下に来るので安定感があります。

また中敷は取り外し可能なカップインソールなこと。

履きやすさを考えた3Dインソールのため、前滑り防止やかかとの負荷を軽減する作りになっていますが、中敷自体が少々厚め。

土踏まずのクッションがだいぶ厚いので、縦アーチが全然ない扁平足の方にはアーチが出来て疲れにくく合うと思います。

ハイアールの方もアーチの厚み・位置が合えばぴったりフィットするものですが、土踏まずの厚み・長さは人それぞれなので、試着しないと分からない点はあります。

ただし口コミではこんな意見も。

  • かかとが合わない・抜ける
  • つま先はきついけどかかとが抜ける

恐らく中敷の厚みが原因で、つま先は高さが出て靴の中で圧迫されてしまいきつく感じるのだと思います。

またかかとはしっかり細めに作られていると思いますが、抜けてしまうのはもしかしたらさらにかかとが細い方か、カーブが緩くて止まりが甘いかかとをされている方も考えられます。

ゆうな

左端は3.5cmヒールですが、右端の8.0cmと比べるとかかとのしぼりがやや甘いのがお分かりでしょうか?

個体差や写真の撮り方によるかもしれませんが、ヒールの高さが低くなれば低くなるほど、かかとの芯はハイヒールに比べて硬くしっかりしたものを入れない作りが多いです。

ヒールが低いほど、ヒールの傾斜による前滑りをする可能性が低くなりので、しっかりかかとを支える必要がないと考えられているからです。

ゆうな

これはサクセスウォークに限らず、どのパンプスでも言えること。

そのため口コミでの「かかとが抜ける」要因のひとつに、3.5cmヒールを購入してみたためかかとが抜けたことも考えられます。

ゆうな

あとは靴よりもご自身のかかとが細い場合や、カーブが緩いことも考えられます。

試着をしていただくことが一番ですが、取り扱い店舗が近くにない場合はAmazonで購入することがオススメです。

Amazonで発送しているものに関しては、なんとサイズ交換・返品手数料を無料でおこなってくれます。

靴は「履いてみないと分からない」ところがたくさんあります。そのためこのサービスはとてもありがたいですね。

どれがAmazonでの発送なのかを確認するには、商品ページの金額の横に「返品無料」と書かれていたら対象です。

Amazon 返品方法【簡単!】Amazon返品無料サービスを利用して子供靴をサイズ違いで購入・返品した体験談

YOSHITO

ゆうな

YOSHITOは日本製のブランドで、履き心地が抜群に良いので本当にお勧めです。

ほとんどがポインテッドトゥのデザインですが、外反母趾の方でも幅が細い方でも合う、とても万能なブランドです。

ヨシト YOSHITO パンプス一度履いたらやみつきに…!「合う靴がない!」という現代女性にぜひYOSHITOを勧めたい理由

ゆうな

普通はまず外反母趾の方にも合う靴が、幅が細い方にも合うことはありません。

でもこのヨシトはそれができてしまうのです。なぜかというと、その特徴が「幅が広く、厚みが薄く、被りが深い+かかとが細い」作りだからです。

幅が広めだと外反母趾の方でもストレスなく履くことができます。

そして外反母趾の方は開帳足になっているので足囲がとても薄いです。

靴自体の厚みが薄く、指をしっかり覆ってくれているので、前滑りがしにくい構造になっているところも幅が細い方でも履くことができます。

指をしっかり覆ってくれる、かぶりの深いデザインなので、ちょっと地味な印象に思う方もいらっしゃるかもしれません。

ゆうな

しかし履いてみるとすごくきれいなんです!

すっと長さのあるデザインとツヤ感のある革がすごく女性らしいです。

見た目も美しく、履き心地もとてもいいのでオンオフ問わず履いている方が多いです。

ただしお値段が1万8000~2万円強とするので、たくさん買うことは難しいかもしれませんが、びっくりするくらい本当に履きやすいので1足はぜひ持っていてもらいたいブランドです。

外反母趾の原因にもなる「開帳足」は現代女性のほとんどがなっている。原因と改善方法 一度なったら悪化させない対策を!外反母趾・内反小趾予備軍の靴の選び方

疲れにくく履きやすいパンプスはかかとが細いものを選ぼう

「パンプスは疲れやすい」ものではありますが、選び方を工夫するだけで自分の足に合った、疲れにくく履きやすいパンプスに出会うことはできます!

大事なのでもう一度言いますが、かかとを細いものを選ぶことをメインにしてみてください。

そして出来れば2,3足を使いまわしていただくことで、長持ちさせることは可能です。

新社会人の方はすぐ何足も買うことは難しいかもしれませんので、少しずつそろえていってみてください。

一人でも多くの方が疲れにくい靴に出会うことができますように!